広島大学ユネスココンソーシアム ESD研修会への参加報告
8月5日(金)
広島大学の東千田キャンパスで開催された「広島大学ユネスココンソーシアム ESD研修会」に参加してきました。
この研修会は、定期的に開催されており、広島県の小学校・中学校・高等学校において実践されているESDの取り組みについての発表や、大学の先生方などをお招きして、ESDの在り方やESDの目指すべき学力についてのご講演をいただいております。
今回は、ESDの目指す学力観の1つである「コミュニケーション能力の育成」をテーマに発表や講演をしていただきました。
午前中の実践例の紹介では、呉三津田高等学校の「詩のボクシング」の取り組みについて発表していただきました。
国語科におけるESDの実践として、詩を作り、推敲し、発表し、完成した作品を聞くという一連の過程の中で、
豊かな感受性を育み、コミュニケーション能力を目指されていて、とても印象に残りました。
午後からは、文部科学省の濵野清先生をお招きして「対話や学習者中心の授業を支えるESD」をテーマにご講演していただきました。
次期学習指導要領の中でのESDの位置付けなどについてもお話していただき、たいへんためになるものでした。
この研修会は、現職の先生方をはじめ、学生や一般の方も数多く参加しており、
情報交換や意見交流の場としても活用することができるので、
これからもこのような研修会にどんどん参加していきたいです。