ユネスコスクール研修会に参加してきました

11月26日、27日に玉川大学で行われた「ユネスコスクール研修会」に参加してきました。

この研修会は、玉川大学教育学部主催で、ユネスコの推進する持続可能な開発のための教育を行うことができるような教員を育成するために開かれているもので、今年のテーマは、「ESDと地球市民教育―地球市民アイデンティティの形成に向けたユネスコスクールの新たな展望―」でした。
1日日は、ESDや地球市民教育をご専門とされている識者の方に基調講演、パネルディスカッションをしていただき、その後、現職の教員の方の地球市民教育のワークショップを行っていただきました。
地球市民教育が必要になっている時代背景や、どのような資質、能力の育成が求められているいるのか学ぶことができました。
そして、夜は研修会の参加者で懇親会が開かれました。この研修会には、広島大学のユネスコクラブの他に、慶応大学ユネスコクラブ、ICUユネスコクラブ、奈良教育大学ユネスコクラブ、そしてこの研修会の運営もしてくださっている玉川大学のユネスコクラブの皆さんが参加しており、親睦を深めると共に日頃のクラブでの活動などについて情報交換をしたりして、非常に充実した会になりました

ちなみに、宿泊も大学内施設にみんなで泊まらせていただきました。朝まで将来の日本の教育について熱く語り合ったとか……笑

ユネスコスクール研修会2日目
2日目は、 ユネスコクラブ全国サミットが開かれました。今年は「義務教育の諸教科においてユネスコ精神をどう教育するか―地球市民の育成に向けて―」というテーマのもと、各教科に分かれてどんな授業だったら地球市民としてのアイデンティティを育てることができるのか真剣に議論しました。
そして、その結果を1つの授業案にまとめて、各教科ごとにプレゼンテーションを行いました。
どの教科も既存の枠にとらわれずに、地球市民の育成に向けて工夫した授業案を提案していて、実際に授業でやってみたらおもしろいだろうなと感じました。
また、他大学のユネスコスクールの皆さんと意見交流するなかで、普段の自分たちのクラブでの議論では感じることのない価値観や見方の存在に気づかされて、とても刺激的な時間を送ることができました。
最後に、2日間にわたってユネスコスクール研修会、ユネスコクラブ全国サミットの運営をしてくださった玉川大学ユネスコクラブの皆さん、本当に本当にありがとうございました。
今後も、広島大学ユネスコクラブは、ESDに関する研修会に積極的に参加したり、また研修会を企画したりして、知識を身につけていくと共に、交流の輪も広げていきます。

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